やりたい事がやれる街に
2021.03.02
熊本ではお馴染みの「竹あかり」。その演出家として活躍されている三城 賢士さん(38)。第一回の三益式実行委員として参加されました。
Q.三益式の実行委員になった経緯を教えてください。
A.あんまり覚えてないんだけど(笑)私たちの代で「8283会(82年、83年世代)」っていうのをやってて、その中で30歳でなんかやりたいよねって。多分親生君(池田親生さん)が言い出したんじゃないかな?だから、8283会で集まったメンバーが中心になって立ち上げましたね。そもそもその「8283会」自体も、三益式をやった1年前くらいからで何かやりたいねってなって集まった会で、月に1回、同い年にどんな人がいて、どんな仕事してるとかがみんな違うから、同い年の職種の違う人の話を聞いて、勉強会とか講演をやってました。自分たちの世代は経営者とかが多かったから、せっかく同い年でそういう人がいるなら話を聴こうってなって「8283会」を作って、その派生で「三益式」をやろうってなりました。
Q.第1回の三益式で苦労したことはありますか?
A.1回目だから逆にやりやすいっていうか、なんでもできたので、苦労はあったと思いますが私自身はそんなに無かったですね。「8283会」から派生したものだから、「やろう!」っていうみんなの意識も高かったですし、勢いのままやれました。今となっては苦労して立ち上げたと思われてると思うけど、最初だからこそ勢いよくやれて、もちろん苦労した人もいるけど、誰もやったことがないことをやろうっていうワクワクの方が強かったです。だから大変だなぁってよりワクワクが勝ってましたね。
Q.第9回まで受け継がれてることに対してはどう思われますか?
A.単純にすごいなって思います。私もお祭りとか居酒屋とかやってて、続ける大変さってすごいわかるし決して簡単ではないていうのがすごく想像できるから、単純にすごいなって思います。ようやるよなって。私もやってたんですけど(笑)
そしてやっぱり(三益式が)残ってるっていうは単純に嬉しいです。普通残らないから。第1回の時は作り出す側だったからエネルギーがあるのは当たり前なんだけど、それを引き継ぐ人って最初の立ち上げるエネルギーとはまた違うエネルギーがいるから、みんなのモチベーションとかを上げるのとかって大変だと思いますし。誰かがやってたものを引き継いでやるってどこに自分のエネルギーを見出すかっていうのもみんな違うし、そこをまとめて一つにしていく作業っていうのが大変だと思います。
Q.三益式をきっかけにみしろさんの中で変わったことはありますか?
A.私自身いろんなイベントをやってて、全部に同じように熱量をかけていくからそこにそんなに差はないですけど、三益式に関して言うとやっぱり奥さんと出会って結婚したのはどこのイベントにもない衝撃でしたね(笑)奥さんは一般の参加者として参加していて、そこで初めて出会ったんですけど。
【奥さん)なんか名刺を配ってて(笑)それをもらったのがきっかけです。三益式以前は面識なかったし、「竹あかり」すら知らなかった(笑)三益式は職場の同僚から誘われて楽しそうだなって思って行きました。そしたら(三城さんが)名刺を配っててなぜか貰って、連絡してみたらこんなことに(笑)】
奥さんと付き合ったのは4月とかからだから三益式から3ヶ月後ですね。そしてその年にはもう結婚しよっかってなりました。だからいろんなタイミングが(そこ)だったんだろうなと思います。
私自身はイベントなどでいろんな人と出会う場面も多くて、こうやって出会う人が大事っていうのはわかるけど、触れてこなかった人は分からないと思うから、三益式に参加した事でそういうのが伝わればいいなと思います。
Q.これからの熊本をどうしていきたいですか?
A.私はやりたいことがあったらやりたいと思うし行動に移せるんですが、人によっては我慢しなきゃいけない状況もあると思うんです。批判する人もいると思うんですが、もちろんそういう声も大事だと思いますけど、そういう声に左右されずにやりたいことがやれる街になればいいなと思います。
私たちの活動も自分たちの生まれた場所をベースに世界に広げていってますが、それも周りの人たちに助けられながらやってきてるし、助けられてるからできてる。そういうやりたいことは「やる」って言っていいんだよってところを見せたいです。
Q.三益式に参加しようか迷ってる人へメッセージをお願いします。
A.単純に自分は参加して人生が変わったたというか広がりました。別にそれに期待して参加したわけじゃないですけど、参加したことで大きく開く未来があると思うからこういうチャンスがあるなら生かして欲しいですね。同い年っていうのも大きくて、ただの異業種交流会だったらここまでのつながりにはならない。中には同じ学校だったとかじゃない人もいるからただ単に同い年っていうだけだけど、そこの繋がりの強さって他に匹敵するものはないんじゃないかと思います。
誰とどこでどう繋がるかとかって誰も分からなくて、でも想像することはできるんです。だから目の前の何かに期待して行くってより、何年か後に、何か重大な決断をするときに助けてくれるような人と出会える場だと思うから未来への投資として参加して欲しいですね。
そこまでの想いはなくても、ただ単にいろんな人と出会える場だから参加した方がいいと思います。
参加することからスタートすることもあると思います。